募集要項
No.05
株式会社カマン
ゴミの出ない気持ちの良いテイクアウト文化を広めたい

リユース容器「Megloo(メグル―)」の利用店舗拡大に向け、マーケティングを手伝ってくれる仲間を募集!

飲食店のテイクアウトやキッチンカーの容器ゴミを地域ぐるみで無くしたい

Meglooは「テイクアウトで生まれてしまうプラスチックごみをどうにかしたい」という想いから生まれた、リユース容器循環サービスです。
サービス加盟店舗で受け取ったテイクアウトの容器を、使用後数日内にお近くの加盟店舗に返却していただくという流れで、専用容器を捨てることなく循環させ、ごみの発生を防ぎ環境負荷を削減します。使い捨て容器ゴミと比較して、ごみの削減だけではなく、CO2排出量も90%以上削減できます。(リユース容器100回使用した場合と使い捨て容器100個使った場合の比較)
今、プラスチックに関して世界的にリサイクルからリユースへ舵を切る動きが大きくなっています。形を変えずに循環させることで、再利用にかかるエネルギーを減らし、CO2の削減にも繋がるからです。
ドイツ、オランダ、フランスなどヨーロッパはもちろんのこと、アジアでも韓国、台湾などで行政と民間が連携したリユースの仕組みが普及してきています。一方で日本はまだまだ遅れており、私たちは日本でのリユースの普及をリードしていきたいと考えています。
Meglooは、2021年10月に鎌倉市内で実証実験をスタートして、渋谷区、台東区蔵前、静岡県袋井市、目黒区、横浜市、北海道と導入エリアを拡大してきました。
最近では、F1、ラグビーやバスケットボールなどのプロスポーツリーグイベントのキッチンカーでの導入など、利用シーンも拡大してきています。
使い方はとても簡単で、利用者はLINEアプリを使ってMeglooの対応店舗でのテイクアウトを予約し、店舗でLINE画面を提示して受け取る。使用後の容器は専用の返却ボックスや対応店舗に返却され、店舗で洗浄、再び使用される、という流れです。
Meglooには『容器が巡る』という意味と、『ごちそうさま』『ありがとう』という気持ちも地域で巡るという思いも込めています。

プロジェクト概要

Meglooをより使いやすくして、より多くの地域、より多くの店舗、より多くの人たちに使ってもらうための施策を考え実行します。
まずはMeglooが実際に使われている現場を手伝いながら、店舗のオペレーションを観察したり、手間などについてお店の人の意見を集めたり、テイクアウトを利用する人の意識や使い勝手をヒアリングしたりといったリサーチ活動を行います。そこで得た生の情報から、課題を整理し、施策を考え、優先順位をつけて実行していきます。
マーケティングでは、「どんなカテゴリーの店舗が使ってくれそうか」「価格はどのくらいが適正か」「どんな仕組みがあればより使いやすくなるか」といった視点で、より普及させていくために何が必要かの仮説を立て、具体的な行動に落とし込んでいきます。
又、営業面でも、業種ごとに対応した営業資料やホームページの改善もまだまだ必要で、お手伝いいただきたいと思っています。

募集要項

募集対象 大学生・大学院生・専門学校生(全年次対象)
募集人数 2~3名
期間 2024年2月~3月(2ヶ月) ※双方の合意によって延長あり
テーマ 社会課題解決/ものづくり
職種 イベント運営/マーケティング
活動支援金 交通費全額支給、活動報酬は相談の上決定します
活動内容
  • ◆キッチンカーイベント等でのMegloo運営サポート
  • ◆店舗運営者、利用者の観察、ヒアリングなどのリサーチ
  • ◆課題抽出、施策ブレスト、優先順位付け、実行、改善
  • ◆業種ごとに対応した営業資料やホームページの改善
期待する成果
  • ・サービス内容の改善提案
  • ・店舗への案内ツールやターゲット企業リストの整備
  • ・Webサイトの改善
得られる経験
  • ・事業が立ち上がるゼロtoワンの現場を体験できます。
  • ・社会課題解決型の事業の醍醐味と課題を体験できます。
  • ・サーキュラーエコノミーに関する知見が広がります。
対象となる人
  • ・考えるだけでなく、行動できる人
  • ・社会課題解決に関心がある人
  • ・食の未来に興味がある人
活動条件 定期的な打ち合わせや活動に参加し、担当するタスクを遂行できること。
※時間等は相談の上で決定しましょう
活動場所
  • ◆横浜市西区みなとみらい 3-7-1 Ocean Gate Minatomirai 8階
    神奈川県 SHINみなとみらい(WeWork オーシャンゲートみなとみらい内)
  • ◆スポーツイベント会場
    ※出社とリモート(ZOOM等)を併用します。

私たちはこんなチームです

「美味しいで地球を救う」。ごみを減らそうと努力するのは大変だけど、美味しくて、ヘルシーで、それを食べていると自然と地球への負担が減っていく、そんなポジティブな気持ちで環境問題に立ち向かえるサービスを立ち上げています。環境問題に興味がある人、地域課題の解決の興味がある人、持続可能な食に興味がある人、様々な人が集まっています。
東京都や神奈川県といった行政に加え、廃棄プラスチック問題の解決と循環型経済の促進のために発足したグローバルな非営利団体(AEPW)からも支援を受け、急速に拡大していっています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役 善積 真吾(よしづみ しんご)

カマンを創業したきっかけは、休日の散歩中、「パパ、はい、ごみ!」と、長男から路上に落ちているごみを手渡されたことでした。長男はごみを拾うよう保育園で習ってきたようでしたが、私は「子どもにじ続可能な美しい社会を残したい」と思うようになり、2020年に会社を立ち上げました。社会人になってから20年弱はProfit(利益)中心の時代にPeople(顧客)視点を加えて新規事業の立ち上げを行ってきました。これから20年は、Planet(地球)視点を加えたサービスで顧客を魅了し、持続可能なビジネスモデルを構築していく時代にしていきます。
スタートアップのゼロtoワンの現場を体験してみたい方、そしてできればサーキュラーエコノミーに興味のある方のご応募をお待ちしています。

会社概要

会社名 株式会社カマン
URL https://kaman.co.jp/
設立 2020年11月
代表者 代表取締役 善積 真吾(よしづみ しんご)
本社 神奈川県鎌倉市大町1丁目1−14
事業内容 リユース容器シェアリング事業
新規事業創出プログラム立ち上げ支援
地域や大学の起業家支援