いま日本では、鹿が非常に増えています。増えすぎた鹿は、農作物を荒らしたり交通事故などの原因となっていたりと非常に大きな問題になっています。このような被害を減らすために、年間67万頭が捕獲されています。
では、捕獲された鹿はどうなっているのでしょうか?実は多くが、そのまま廃棄されています。農林水産省によると、鹿肉として流通する利用率は約1割と言われています。良質な肉や革を得るために鹿を獲っていた時代があるにもかかわらず、現在では鹿肉はほとんど利用されていないのです。
「現実として奪わなければならない命があるとしても、いただくことが私たち人間の責任なのではないか」
こうして「命に責任を持つ社会」を目指すために、鹿の魅力を多くの人に届けることを使命にディアベリーは創業しました。
このインターンシッププログラムでは、捕獲された鹿の肉(ジビエ肉)が流通する際の安全性と透明性の確保を目指し、行政の担当者、保健所、ハンター、鹿肉工場が簡単に扱えるシステム『ラクシカ』の利用者拡大に取り組みます。
『ラクシカ』システムは私たちの目指す理想を実現するための第一歩です。私たちは「どこで、どれくらいの、どのような鹿が捕獲され、加工され、流通・廃棄されているのか」を明確にするデータプラットフォームを目指しています。これにより、今後の鹿の利用率の向上のための戦略を立案できるはずです。さらに、ハンター向けのサービスも追加することで、野生動物(生態系)管理という行政領域にも貢献することができるプラットフォームになります。
当社のインターンシップでは、きっと他の企業では経験できないような事業機会と裁量の大きい仕事に挑戦できるはずです。参加していただく方の今後の人生に有益な経験となるように、私も準備しています。目の前のユーザーが抱える手間や不安を解決しながら、自然と社会の関係性をより良くしていく取り組みを一緒にできたら嬉しく思います。
その土地特有の恵みと風土を料理に表現する「ローカル・ガストロノミー」が注目され、ジビエの活用は急速に進みつつあり、地方創生にも一役買っています。こうした動きに興味関心があったり、リードしていく気概のある方のご応募をお待ちしています。
募集対象 | 大学生・大学院生(全年次対象) |
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募集人数 | 1~2名 |
期間 | 2024年2月~3月(2ヶ月) ※双方の合意によって延長あり |
テーマ | 社会課題解決 |
職種 | サービス開発/マーケティング |
活動支援金 | 交通費のみ実費支給 |
活動内容 |
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期待する成果 |
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得られる経験 |
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対象となる人 |
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活動条件 | プロジェクトとして開催される会議に参加し、担当するタスクを遂行できること。 ※時間等は相談の上で合意しましょう |
活動場所 |
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「命に責任を持つ社会」を目指すために、鹿の魅力を多くの人に届けることを使命に創業したディアベリーは創業2年目のベンチャー企業です。平均年齢は22歳という若いチームですが、現場で活躍するハンターや点在する鹿肉処理施設の皆さんのもとへ足を運び、理想を高く、事業を立ち上げています。
これから様々な事業に展開していくための重要な事業を一緒に創っていきましょう。
代表取締役 渡邊 洋平
こんにちは!ディアベリー㈱の代表をしている渡邊洋平です。私は横浜国立大学経営学部の学生で、2001年生まれです。参加者の方と同じような年代だと思います。
私は大学1年次からインターンシップを4社ほど経験し、3年生で横浜国立大学発ベンチャーとして起業することにしました。そういった意味では、キャリア相談に乗ることもできると思います。
私たちは社会課題の解決と、顧客課題の解決の両立を目指します。このような難しいハードルを一緒に乗り越えていく経験をできることを楽しみにしております。
会社名 | ディアベリー株式会社 |
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URL | https://deervery.com// |
設立 | 2021年12月16日 |
代表者 | 代表取締役 渡邊 洋平 |
本社 | 神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-1 |
事業内容 | ●野生の鹿の副産物の商品企画、開発、販売 ●鹿肉(ジビエ肉)トレーサビリティシステムの開発・販売 ●ワークショップやイベントなどの企画、運営 ●ITコンサルティング |