サスティナブル、脱炭素化を達成するためには、そもそもすべては難しいものの、まずはエネルギーを排出しない施策から始めなければなりません。特に、ヨーロッパ各国の施策では、Active Mobilityを提唱されています。その中でも自転車と歩行、そして仮に遠距離の移動があっても公共交通の利用を強く推奨しています。
EU各国の事例では通勤や通学も含めて15分以内にすべて揃う街づくりが求められていますが、これは結果的にWell-beingにつながるだけでなく、移動時間を減らし、家族や同僚の交流の時間が増える。といった取り組みへの動きです。
人が歩くにフォーカスすると、そこに新しいお店が立ち並ぶことになります。そして今までになかった回遊性が生まれ、毎日の街歩きが楽しくなり、そうした街づくりに向けた新しい社会現象が起きてくると考えています。さらには事故もなくなり、安全・安心な街、なおかつ高齢者・障害者にもやさしい街にもなっていきます。
日本はすでにたくさんの自動車のための道路が増加してきたため、このような歩きたくなるまちづくりへの変化へのポテンシャルは無限大です。
さぁ、横浜を世界一幸せな街にしていきましょう。
当社は、この『歩く』を『歩きたい』と思ってもらえる起点作りにフォーカスして技術開発している企業です。
外出の際、誰かがアテンドしてくれると画面を見ずに移動できる。それを再現しています。
普段外出の際多くの人がスマホの地図などを用います。
その際目的地に到着することができますが、どうしても地図通りに正しく移動することに思考が向きがちであり、まわりの景色を楽しむことが欠落しがちになってしまいます。
例えば、駅前の地図のある看板で駅からの行き先を案内された看板があったとしましょう。そこにQRコードをかざすと、その居場所の地点から目的地まで、画面を見ないで一緒に無人化されただれかがガイドとしてナビの案内とともにアテンドしてくれる。といったものです。
使用するもの
スマホ、市販のイヤホンで十分です(耳空きが望ましい)
使用技術
GPS、地磁気
機能
音声ガイドにナビ機能をついたもの:LOOVIC ナビガイド
GPSと連動し、コエを登録し、コエをシェアできる。ダウンロードした人は、GPSと連動し、ナビ機能を含んだコエを利用できる。
目的地を設定すると、人が一緒に歩いてくれているような感覚になる。そばで見えている景色で等間隔に配置されたコエで次に見えくる目印や、最終ゴール方向まで、LOOVICの特殊システムを用いて案内してくれる。
価値
画面を見ないで移動できる。景色だけで移動できるため、街歩きが楽しくなる。
従来のソリューション解決に
単に歩くのではなく、歩く場所に見えていなかったものが見えることで、この街とてもおもしろいね。などが分かってくるようになる。それをその人と相性の合う個性どうしの無人のマッチングだけでなく、時折、少し自分とはちょっと違った個性の人と一緒に歩いてみる感覚(年齢差のある自分とは非対称の相手と歩く感覚を作ること)もちょっとしたドキドキ感や新たな学びを味わえるといった気分だ。
位置精度について
本サービスのコンセプトは、景色を楽しむ。ことである。スマホの位置の精度にずっとこだわっている状態では、景色を楽しめない。そのため、ざっくり目的地の方向感を理解する。ことに徹している。屋外での利用を想定しているが、最も大切なことは、まわりに車が来ていないか?段差がないか?危険がないかをちゃんと目視することであり、行き先をざっくり理解し、どこの道を渡るべきかを自ら考え、移動していくことである。これは、人間の祖先がずっと行ってきたナビゲーション脳であり、自律制御ばかり便利すぎる世の中では衰えゆく能力である。人間らしく能力を維持するためには自律と自立のバランスの両立だと考えている。
代表山中は、技術を含む過度な支援が自立を駄目にするという教訓を家庭内での経験やそういった現場を多数調査してきたために、誰しもが共通した技術でありつつも一定数の人間の能力の維持が必要であると考え、自立した歩行や自動運転モビリティなどとの連動は今後も更に考えていくべきだと提唱している。
特徴について
空間認知に苦手のある人を研究し続けたことにより、画面を見ないナビを完成させていることであり、それのアルゴリズムを特許として出願済みである。
一般の方にとってちょっと不便なナビシステムは、当事者にとってはもっと不便であり、もっと不便な視点で解決されたナビシステムは、一般の方にとってとても使いやすいものになる。
ということを解決している技術の活用とともに、サービスとしては、その地域の課題を解決する分散ツリーリズムの本質化にこだわった切り口で提供するサービスである。
ファミリー向け、お子様向け、シニア向けプロジェクトの実証実験や事業開発、技術開発に参画いただけます。
シニア向け:
毎日でも歩きたい。という人たちを増やすための外出促進施策。
本技術を用いることで、外出機会を増やすことができたか?を確認する。
いつも同じ道を歩きがちだが、同じ町内でも少し隣の住居エリアや、いつも歩く人とは違った属性人との歩くを体験することで、違った楽しみがあることを知る。
ファミリー向け:
簡単にナビガイドが作れる。という体験をいただく。
お子様向け:
地域情報を子どもが作ってみて地域情報や地図を覚える小学生のときからまちづくりとそれを司る位置情報技術体験をいただく。
スケジュール
2023年11月に実証を開始→プロダクト体験、利用者の満足度評価
2024年1月にデモプロダクトを提供→プロダクトとしての外出促進につながるかどうかの確認
2024年2月にプロダクトレポーティング
2024年2月サービスのローンチ→一般販売ができるようにする。
これまでの導入実績について
1,東京都港湾局DIC協議会 お台場エリア
目的:バリアフリー移動サービス音声ARとして。
効果:自律制御された自動運転モビリティと歩行におけるモビリティサービスの組み合わせ
2,山口県宇部市ときわ公園
目的:ときわ公園コンテンツとして。
観光ガイドは、団体しか原則利用されてこなかった。個人ガイドは採算性の課題もある。本技術は毎日でも歩く。すなわち独り歩きなどでも聴くことができる観光ガイドとなっている。
募集対象 | 大学生・大学院生(全年次対象) |
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募集人数 | 事業推進/システム開発サポート 3~5名 |
期間 | 2024年2月~3月(2ヶ月) ※双方の合意によって延長あり |
テーマ | 社会課題解決/事業拡大 |
職種 | 事業推進/システム開発 |
活動支援金 | 交通費のみ実費支給 ※期間延長の場合は相談の上決定します |
活動内容 |
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期待する成果 |
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得られる経験 |
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対象となる人 |
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活動条件 | リモートを標準として定期的な打ち合わせに参加し、担当するタスクを自走・遂行できること。 ※時間等は相談の上で決定しましょう。 |
活動場所 |
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代表取締役 山中 享(やまなか とおる)
私達は、これまで空間認知における技術開発を専念し、取り組んできました。空間認知のもっとも大きな課題は移動であり、人本来の自立という概念を自律的な技術で支えるテクノロジーというとても新しい領域の開発に取り組んでいます。
大切なのは、志(こころざし)です。必ずやり遂げる。という信念を持ちチャレンジをし続けることで、次の社会が見えてきます。普段のやり取りは技術的な内容が中心ではありません。やさしいテクノロジーデザインを意識し、前を向いて取り組んでいます。そのためには横浜地域の人の協力がなくては前に進みません。世界を変える技術で社会を変えていきましょう。
会社名 | LOOVIC株式会社 |
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URL | https://www.loovic.co.jp/ja |
設立 | 2021年5月 |
代表者 | 代表取締役 山中 享(なかやま とおる) |
本社 | 神奈川県横浜市(事業拠点/研究拠点) |
事業内容 | 音声ナビゲーションサービスの開発・提供 |