2023年11月15日、横浜未来機構とEdgeTech+(※)で連携したオープンイノベーションサミット横浜(https://www.jasa.or.jp/expo/open_innovation_sp/)がパシフィコ横浜アネックスホールにて開催されました。
オープンイノベーションサミット横浜は「半導体や組込み技術を持った出展・参加企業」と、「その技術を扱うユーザー企業」とが新しいパートナーを探す、マッチングイベントで昨年に続き3回目の開催となりました。
今年は、同日に開催された横浜市主催の国際コンベンション「Y-SHIP 2023」のパートナーイベントとして、横浜未来機構会員に加えて海外スタートアップや経済公使にも登壇頂き、国際色豊かなイベントとなりました。
(※)EdgeTech+2023:一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)主催の要素技術から応用分野まで、産業DXに焦点をあてた組込み・エッジテクノロジーの総合展。例年パシフィコ横浜で行われ、2023年は11月15日~17日に開催され、延べ33,128人が来場。(https://www.jasa.or.jp/expo/)
初めに、株式会社ノゾミ様がご登壇され「イスラエルの最先端技術、イスラエルと横浜を繋ぐビジョン」をテーマに、横浜とイスラエルの密接な関係性をご説明頂きました。また、イスラエル大使館 経済公使のDaniel Kolbar様がご登壇し、これまで厳しい状況に転じても力強い成長を遂げてきたイスラエルの経済や社会背景についてお話頂きました。昨今の厳しい社会情勢の中でも、力強く成長し続けるイスラエル経済に期待感を抱くと共に、横浜とイスラエルとのイノベーションが生まれるきっかけとなり得る講演でした。
次にLOOVIC株式会社様がご登壇され「スマホ画面を見ない、Well-beingナビガイド」をテーマに、開発を進めているプロダクトの説明や自身の課題感から出発した開発の背景、今後の展望についてご説明頂きました。10月23日にアプリがリリースされ、今後プラットフォームとしてどのように発展していくか、今後展開に注目が集まっていました。
続けてエフィシエント株式会社様がご登壇され「大企業との共創事例」をテーマに、企業の課題感から開発したプロダクトのご紹介と、その際に感じたことや企業との共創を進めていくに当たってのポイントについてお話頂きました。スモールスタートから始めて蓄積したデータを活用して大きく巻き込むといった、大企業との共創ならではの知見が共有されました。
最後に「モビリティイノベーション・ピッチステージ」として、欧州・米国・アジアのモビリティ関連スタートアップ6社が来日し、自社事業のプレゼンが行われました。本ステージはCROSSBIE JAPAN 株式会社様にご協力を頂いており、スタートアップ企業のご紹介とプレゼン内容の要約を行って頂きました。世界のモビリティイノベーショントレンドを感じられる海外スタートアップの技術紹介に、聴講者からも熱い眼差しが注がれていました。
会場にはJASA会員企業含め、多くの企業の方にご参加頂き、講演によっては立ち見が出るほど盛況のイベントとなりました。
講演ごとに質疑応答が行われ、終了後には積極的な名刺交換が行われました。
横浜未来機構では今後も様々な展示会・イベントと連携し、共創のきっかけ作りを行っていきます。