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横浜未来機構宇宙プロジェクト「2023年度の活動最終報告」

横浜未来機構宇宙プロジェクト「2023年度の活動最終報告」

横浜未来機構は、横浜に「宇宙をテーマとしたムーブメント」を巻き起こしていくべく、宇宙プロジェクトを立ち上げました。
2023年度の集大成として、2月3日・4日に開催されたYOXOフェスティバル内で、11の講演と、23のワークショップ・展示ブースを展開しました。

↓会場の様子はこちらの動画から↓

[A-02]宇宙生命~宇宙における地球生態系と生命の維持~

このセッションは、京都大学SIC有人宇宙学研究センター長である山敷庸亮氏と宇宙航空研究開発機構(JAXA)研究開発部門 第二研究ユニットの研究領域主幹である桜井誠人氏が登壇し、宇宙における地球生態系と生命の維持に関するトークセッションが展開されました。セッションの開始にあたり、舞踏家の日置あつし氏、ベース奏者の近藤零氏とともに山敷氏がシンセサイザーでYOXO宇宙テーマソング[宇宙へのみなとHarvour to the Space]を演奏し、会場に集まった観客たちを引き込むオープニングで始まりました

[D-02]宇宙居住~月と火星に住むために必要なもの~

鹿島建設株式会社 イノベーション推進室 宇宙担当部長大野 琢也氏と、一般社団法人「宇宙旅客輸送推進協議会」代表理事ムーンビレッジアソシエーション理事の稲谷 芳文氏の講演が登壇し、大野氏による月面・火星での人工重力の必要性と仕組み、自ら構想しているルナグラス・マーズグラスの解説、続いて稲谷氏により、JAXAそしてムーンビレッジアソシエーションにおいて検討されている月面での1,000人規模での社会の構築とそのために必要な技術や体制についての話が展開されました。

[D-03] Space Diving~水中疑似月面プログラム1/6重力を体感する~

本セッションでは、NASAではすでに採用されている宇宙飛行士の水中訓練から学んだ、アクアノート代表の藤永嵩秋氏が、水中で月面を模した体験ができるスペースダイビングを追求した「疑似月面コース」を開発され、今後普及に取り組む意気込みを語られました。

[A-04]【パネルディスカッション】月・火星に「地球」を持っていける?

このセッションでは、将来の月面と火星での人類の暮らしに関するディスカッションが行われ、多岐にわたる専門家が登壇しました。セッションを通じて、宇宙開発の現状と未来の可能性が浮き彫りにされ、月や火星での生活実現に向けた具体的な技術やアイデアが提供されました。また、宇宙開発における各専門家の見解が相互に交わされ、参加者にとって新たな洞察と知識の獲得の場となりました。

[D-06]横浜×宇宙大交流会~GMS(GreatMobilitySuit)開発について語ろう!~

まず、様々なバックグラウンドの登壇者9名の「自分が宇宙に興味を持ったきっかけ・自分が現在取り組んでいること・宇宙への夢」について発表があり、それを基にして、実際GMSのようなロボットを開発するとなったときに予想される苦労や、どのように採算をとるか、素材は何にするか、人型ではなく虫型でもいいのではないか、そもそも2本足は必要か、など、具体的な議論が行われました。

[A-04]「【パネルディスカッション】宇宙への港 ヨコハマへ

2日間の締めとなったこのセッションでは、宇宙開発とヨコハマの未来に関する熱い議論が交わされました。専門家による深い洞察と革新的なアイデアが、参加者に宇宙開発への興味と理解を深めるきっかけを提供し、宇宙開発の多様な側面に焦点を当て、ヨコハマが宇宙産業にどのように貢献できるかを探求する貴重な機会となりました。

【ワークショップ・展示ブースのトピックス】

ワークショップでは、JAXAの最新補給船をテーマとしたプログラミング体験や、フィルムケースロケットを飛ばす体験、月面探査車の実機を操縦する体験、人工重力居住施設「ルナグラス」の内部を探検できるVRなど、子どもたちが宇宙を身近に感じる体験が目白押しでした。場内にはたくさんのドローンも飛び交っていました。

展示ブースでは、人工衛星や宇宙空間での通信などの最新技術から、サラリーマン有志が開発した人工衛星の実物大模型、宇宙葬など、大人にとっても興味・関心を湧きたてられるテーマの展示が多数ありました。

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