2024年11月20日、横浜未来機構とEdgeTech+(※)で連携したオープンイノベーションサミット横浜(https://www.jasa.or.jp/expo/open_innovation_sp/)がパシフィコ横浜アネックスホールにて開催されました。
オープンイノベーションサミット横浜は「半導体や組込み技術を持った出展・参加企業」と、「その技術を扱うユーザー企業」とが新しいパートナーを探す、マッチングイベントで昨年に続き4回目の開催となりました。
(※)EdgeTech+2024:一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)主催の要素技術から応用分野まで、産業DXに焦点をあてた組込み・エッジテクノロジーの総合展。例年パシフィコ横浜で行われ、2024年は11月20日~22日に開催。
初めに、三菱電機株式会社様がご登壇され「三菱電機の共創基盤 ”Serendie Street”」をテーマに、新たな事業DXのデジタル基盤である”Serendie(セレンディー)“についてご説明頂きました。データ分析やWebAPI連携を行うための技術基盤、社内外の様々な知恵が集まる場としての共創基盤、DX人財強化を目的とした人財基盤、および、アジャイル開発を推進するためのプロジェクト推進基盤から構成されている”Serendie”のお話は、社内外のイノベーションの在り方について考えさせられるご講演でした。
次に株式会社R2様がご登壇され「ロボットの遠隔操作による新しいビジネス創出」をテーマに、ロボット、自動運転車、IoTデバイスなどの遠隔操作に欠かせない超低遅延映像送受信プラットフォームによる新たなビジネスアイデアについてご説明頂きました。また、遠隔操作の事例紹介や日韓の間ロボットのリアルタイム遠隔操作のデモの映像などを放映しながら実現可能性について検討しているお話には注目が集まっていました。
最後にLOOVIC株式会社様がご登壇され「生成AI技術を用いた移動支援技術。~アナログのメリットを生かしながら合理性を用いたデジタル~」をテーマに、開発を進めているプロダクトの説明や自身の課題感から出発した開発の背景、今後の展望についてご説明頂きました。ロボットが人間の隣でサポートする未来が近づいており、その存在についてどう感じるかが問われる中で、個性を尊重しながら支援してくれる移動支援技術の提供の重要性が共有されました。
会場にはJASA会員企業含め、多くの企業の方にご参加頂きました。
講演ごとに質疑応答が行われ、終了後には積極的な名刺交換が行われました。
横浜未来機構では今後も様々な展示会・イベントと連携し、共創のきっかけ作りを行っていきます!