毎回、国内外のスマートシティの動向理解を深めつつ、ワークショップで現実に展開し、横浜市が目指すべきスマートシティを追究する本ワークショップ。
今回は11月27日に行われた第4回の様子をレポートします。
今回はまず、相鉄アーバンクリエイツの小杉山氏より、「星天qlay」の取組を紹介してもらいました。
「星天qlay」は、相鉄線天王町駅から星川駅間の線路を高架化して生まれた高架下の空間を生かした新しい街です。
「生きかたを、遊ぶまち」をコンセプトに、クリエイターが集い、変化を楽しむまちづくりの様々な取り組みを紹介してくださいました。
次にフィンランドにあるエスポー市で、企業支援や海外投資誘致等を行っている「Enter Espoo」の清水市より、
現地からオンラインでエスポー市の取組を紹介いただきました。
エスポー市はスマートシティとして世界的に有名です。
しかし、エスポー市はあくまでサステイナブルなまちづくりを行うことが目的で、
ICTやビッグデータなどの技術は手段に過ぎないという考え方だそうです。
サステイナブルなまちづくりを行うために、市民のビッグデータも含めた膨大なデータを効果的に活用していこう、
という各種取組が「オーガニック」にできている、という言葉が印象的でした。
後半は学生の皆さんによるディスカッションです。
最終発表に向けたチーム作りから始め、「星天qlay」やエスポー市のまちづくりの考え方も踏まえた横浜におけるスマートシティの取組をグループワークで検討しました。
そして最後はグループごとに発表し、共有して今回のワークショップは終了となりました。
本ワークショップも次回12月11日が最終回です。
次回のワークショップの様子もレポートしていきますのでお楽しみに!