YOXO FESTIVAL 2025では多くの企業・大学が実証実験やデモを行い、出展者同士の業種・業態を超えたコラボレーションのきっかけの構築、また市民との交流、まちぐるみでのイノベーション創出に取り組みました。
2025年1月25日(土)26日(日)OPEN DAYの様子をレポートします。
OPEN DAY
A「メインステージ」ランドマークプラザサカタのタネ ガーデンスクエア





メインステージでは一日を通して、未来をテーマにしたトークイベントやワークショップが繰り広げられ、大いに盛り上がりました。中でも注目されたのは、小学生たちが自らの夢を語る「Dream Pitch」です。多くの観衆を前にして堂々と自分の考えや想いを発信する姿は、まさに大人顔負けの迫力と感動を生み出していました。



「YOXO FESTIVAL FUTURE PITCH」は、未来への情熱と挑戦が凝縮された、エネルギッシュなピッチイベントでした。今年で2回目の開催となり、様々な分野で活躍するイノベーターたちが、自分たちの未来へのビジョンや挑戦を3分間という限られた時間で熱く語る場となりました。
B「テクノロジーエリア」ランドマークプラザフェスティバルスクエア





ランドマークプラザ1Fのテクノロジーエリアでは、横浜にゆかりのある大学や企業が未来技術を披露し、来場者が直接見て触れることができる魅力的なエリアとなっていました。横浜国立大学による「筋肉の動きで動かすロボット」や「立位年齢測定」、ドコモCSの「マインクラフトを活用したプログラミング体験」など、参加者が行列を作るほどの人気ぶりでした。
また、JVCケンウッドは未来の音楽体験を提案するプロトタイプ「らくガッキ」を展示。子供たちはタブレットに自由に絵を描き、それがスクリーン上でキャラクター化され、形に応じた音色が生まれるという独自の体験を楽しみました。こうした体験を通じて、参加者の意見や反応を集め、未来の技術や製品開発に生かす試みがYOXO FESTIVALの神髄と感じました。
C「エンジニアリングとアートエリア」ランドマークプラザBUKATSUDO



ランドマーク内のシェアオフィスBUKATSUDOでは、学生が中心となって企画・運営するさまざまな体験型ブースが展開されていました。絵本制作や異国文化体験、ミニ四駆作りといった多彩な内容が目を引きます。また、自分で食材、メニュー、盛り付けを考える「レシピのないお料理教室」も開催され、子供たちは目を輝かせながら楽しんでいました。
D「セミナーエリア」ランドマークタワーNANALv.



ランドマークタワー7Fでは、「スマートシティ」「宇宙」「海」など、多岐にわたるテーマでセミナーが開催され、多くの人々が未来の可能性や課題について深く考える場となりました。また、Voicyの人気パーソナリティが勢ぞろいしたトークライブは大盛況で、立ち見が出るほどの熱気に包まれていました。
E「サイエンスとテクノロジーエリア」クイーンズサークル



サイエンスとテクノロジーエリアでは、日産自動車が自動運転技術を搭載したロボットカーのデモを行い、JFEエンジニアリングが温暖化対策や食品廃棄物の利活用をテーマにした科学実験を紹介しました。また、マツダは走行中に大気中のCO2を削減するクルマの技術を展示し、注目を集めました。さらに、スタートアップ企業による最新技術の体験コーナーも設けられ、ハンズフリーで動く半自動車いすや眼の健康状態をチェックする革新的な技術、Mixed Reality(MR)の体験が提供され、多くの参加者がその先端技術に触れる機会を楽しみました。
F「モビリティエリア」クイーンズパーク


モビリティエリアでは、立乗り三輪モビリティ「ストリーモ」や折りたたみ電動カート「JOYカート」の試乗体験が行われました。参加者はブース内で練習した後、みなとみらいの街中で実際に走行することができ、新しいモビリティの形を体感しました。
G「AIとスタートアップとガジェットエリア」クイーンモール








普段多くの人が行き交うクイーンモールでは、企業、スタートアップ、学校、そして個人が集結し、21のブースが連ねました。そこでは、早押しクイズやキャラクターとの会話を通じて楽しみながら学べるAI体験、スタートアップが提案する創造性あふれるプロトタイプ、企業の部活動や有志チームが開発したユニークなガジェットなど、多彩な未来技術が展示されました。来場者は実際に見たり触れたりしながら、驚きと感動を味わい、楽しいひとときを過ごしていました。会場内には新しい技術との出会いに満ちた笑顔があふれ、未来への期待が感じられました。
H「プログラミングとワークショップエリア」みなとみらいギャラリー



プログラミングとワークショップエリアでは、横浜にゆかりのある企業や団体、学生たちによって、ロボットやマインクラフトを活用したプログラミング教室が開かれました。また、JFEエンジニアリングが主催するスライム工場づくりを通じてプラントエンジニアリングを体験できる教室など、楽しみながら学べる多彩なワークショップも多数開催され、多くの参加者を魅了しました。