横浜市内の大学生を対象とした学生向けスマートシティワークショップ「これからの『スマートシティ横浜』とは!?」の第6回(最終回)を開催しました。今回は、NTT東日本株式会社にご協力をいただき、「Wellness Lounge(東京都新宿区)」および「NTTe-City Labo(東京都調布市)」を訪問し、先端技術を活用した体験・見学の後、学生と企業担当者による意見交換を行いました。
午前:NTT東日本「Wellness Lounge」(新宿区)を訪問
午前中は、オフィスや公共施設、休憩室、病院・介護施設など多様な空間への展開を想定した、ウェルネス実証施設「Wellness Lounge」を見学しました。施設内では、先端機器やAI等を用いて疲労やメンタル状態を可視化し、データに基づいた提案や体験につなげる“実用的なウェルネス”の考え方が紹介されました。

施設の主な体験・見学ポイント(午前)
・測定&レコメンド ワークスペース「KAGEROU」
・30分集中ワーク&セルフメディケーション「KOKAGE」
・5感でウェルネスを高める会議室「HINATA」
NTT東日本側からの説明(要旨)
担当者からは、通信ネットワークにとどまらず、データ活用を軸に“ウェルビーイング/ウェルネス”領域の事業開発に取り組む背景が語られました。また、デバイス単体ではなく、複数の要素(空間設計・体験・データ分析等)を組み合わせ、利用者の状態変化を捉えながら価値を検証していく点が強調されました。

意見交換で出た主な論点(抜粋)
意見交換では、施設利用の設計思想(「利用しやすさ」と「行動変容」の両立)や、データ活用の難しさ(個人情報・心理的ハードル)などについて、学生から率直な質問が相次ぎました。とくに「休憩行動を促す仕組み」や「データ活用の価値のつくり方」に関心が集まりました。
「休憩するのに予約するっていうのは…そういう逆効果がある。」
「個人化していく上で、本人から動きをとっていく環境をいかに作っていくかという視点が特徴である。」
午後:NTT東日本「NTTe-City Labo」(調布市)を訪問
午後は、NTT東日本グループが掲げる「地域循環型社会の共創」に向けた取り組みを体感できる施設「NTTe-City Labo」を訪問しました。施設内には幅広い分野の展示が集約されており、地域課題の解決に資するソリューションの紹介を受けました。
本ワークショップでは、eスポーツやDigitalアート、防災ソリューションの視察に加え、パーソナルモビリティの乗車体験も行いました

今年度プログラム(全6回)の締めくくり
11月から開始した一連のスマートシティワークショップのプログラムは、今回が最終回となります。
今年度も企業・団体様の協力をいただき、昨年度と比べてより多くの企業様の取組に触れる機会を設けるとともに、期間中に横浜で開催される「アジア・スマートシティ会議2025(ASCC)」の聴講をプログラムに取り入れることにより、学生のみなさまには海外の考え方や事例について情報を得ることができる内容にしました。
参加学生からは、以下のような意見が挙がりました。
・就職活動以外の機会にこのような形で企業の取組に触れることや対話することができる機会は非常に貴重であった。
・毎回、新たな気づきや発見があり、有意義であった。
ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
